臥牛山のサル生息地
がぎゅうざんのさるせいそくち
地図(広域中域詳細
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 大分県高崎山の猿の餌付けに刺激され、昭和29年(1954)4月、当時の三木岡山県知事を会長とする「臥牛山野猿保存会」が結成された。
 京都大学の指導を受け、翌年餌付けに成功し、高梁市立臥牛山自然動物園として発足した。しかし、その後30年あまりの運営ののち、入場者が減少し、より自然に近い状態に戻すため、餌付けを含めた一元的な保護管理を教育委員会で行うこととし、平成3年(1991)12月をもって閉園した。
 現在、約160頭が群れを形成しており、生息地指定区域を中心に周囲を遊動している状況である。