赤黒片身替白糸威二枚胴具足
あかくろかたみかわりしろいとおどしにまいどうぐそく
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 板倉重宗(1586~1656)所用と伝えられる具足である。胴は赤黒肩身替というデザインで、小札を白糸で細かく威し、赤黒白三色を基調としている。小具足は茶色の漆で統一されている。兜は蒙古鉢兜という。籠手は左右一体で、六角の小型の鉄板に金箔を押し、それを縫い込んでいる。また手甲には家紋九曜巴が刺繍されている。八重籬神社に伝えられたものである。