蓮華寺の五輪塔
れんげじのごりんとう
地図(広域中域詳細
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 丸山城主赤木氏のゆかりの者の墓塔と思われる五輪塔である。蓮華寺境内にある五輪塔、宝篋印塔にまじり、ひときわ群をぬいた大きさである。
 向かって左のものが高さ162㎝、右のものが153㎝でどちらも基壇を比較的幅広くとり、水輪は球形、火輪の軒先は真反りを示すが、左のものは鎌倉時代末期、右のものは室町時代の様式を示しているといわれている。
 どちらも花崗岩製であり、当地方の鎌倉時代、室町時代を代表する五輪塔であるといえる。