御崎神社狛犬
おんざきじんじゃこまいぬ
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 狛犬は、神社の魔よけ的な意味を持つ置物で、象や獅子を宮門や廟の魔よけとする大陸の風習が、わが国の王朝時代に、高麗から伝わったものと言われる。右側が阿(ア)、左側が吽(ウン)で、この狛犬は形相もよく、右は高さ50㎝、左は51㎝で胡粉地に黒赤の彩色された形跡がある。室町時代の作と推定されている。
 なお、御崎神社は延喜年間(901~923)に勧請されたと伝えられ、祭神は天照皇大神ほか六柱の神である。