山上講行者塔
さんじょうこうぎょうじゃとう
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 有漢町中市の有漢西小学校下の道路脇に立っている。総高265㎝で三段の台石の上に坐し、行者像の高さは175㎝である。修験道の祖といわれる役行者の坐像のすぐ下の台石に大きく「大峰山上講中」と彫り、側面に「石大工 品川市兵衛 明和九壬辰九月吉日」(1772)と彫る。品川市兵衛は和泉国出身の石工で有漢の各地に優れた石造物を残している。寛政9年(1797)に当地で没した。