保寧寺十一面千手観音坐像
ほねいじじゅういちめんせんじゅかんのんざぞう
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 万歳山保寧寺の本尊である木造の十一面千手観音坐像が、祭壇中央に祀られている。観音像は檜の寄木造りで高さが90㎝、光背台座を加えた総高は180㎝を測る。慶長9年(1604)に備中松山城主小堀政一(遠州)が父正次の供養をするために寺を再建し、この十一面千手観音像を安置したと伝えられている。寺には小堀正次・政一を供養した位牌も祀られている。
 平成19年(2007)に保存修理が実施されている。