綱島屋敷跡
つなしまやしきあと
地図(広域中域詳細
Google Mapで表示

 有漢町羽場地区の大谷に上がる道路沿いの山際に綱島屋敷跡がある。高さ約5m、延長約70mの石垣を巡らし、幅約30mの大きな屋敷跡である。ここは江戸時代、代々庄屋を務めた綱島本家の屋敷跡で、屋敷内には深さ17m余の井戸がある。綱島家は豊前の国、大友氏の流れで、戦国時代末期に有漢に来て、江戸時代を通じて有漢全域で繁栄を誇った一族である。