西布寄の宝篋印塔と五輪塔
にしふよりのほうきょういんとうとごりんとう
地図(広域中域詳細
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 成羽町西布寄にあり、宝篋印塔1基と五輪塔多数が並んでおり、中に正平17年(1362)8月28日刻銘のものがあり、室町時代の足利義詮(よしあきら)の頃と思われる。宝篋印塔は風格があり南北朝時代のものであろう。これらは近くにある中村城跡の城主一門の墓であろうと伝えられている。花崗岩製で高さは142㎝である。