大光院は、中世に袈裟尾城主赤木氏の菩提寺であった。 本尊の薬師如来坐像の脇侍に不動明王と毘沙門天の立像が安置されている。この両尊は、千手観音の脇侍であるから、おそらくかつてあった他の堂内から移されたものであろうが、ともに寄木造りで、室町時代の三尺像の美作である。