亀石八幡神社棟札
かめいしはちまんじんじゃむなふだ
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 亀石八幡神社は、永正11年(1514)菖蒲城主平川長門守経貞が勧請したといわれるが、この棟札はそれを証明する資料として、極めて重要である。
 長さ117㎝、上幅13.2㎝、下幅12㎝、厚さ1.3㎝の檜板に左の墨書銘が記載されている。
 源朝臣忠親が大旦那、子の経貞が願主となり、永正11年9月22日に棟上式が行われた。
 この工事は、亀石八幡神社に残る別の棟札によると永正9年(1512)7月19日に木取りを始め、翌年9月5日に立柱式を行ったと記載されているのが注目される。