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気道異物除去

ページID:0002942 印刷用ページを表示する 掲載日:2013年4月1日更新

 気道異物除去

 次のような症状があった場合、食べ物などによる気道閉塞が疑われます。

 ・チョークサインを出している。 

 デスクトップ           

 ・声が出せない。

 ・急に顔色がチアノーゼ(真っ青)になる。  

1歳以上に対する気道異物除去

傷病者が咳をすることが可能であれば、できるだけ咳を続けさせます。咳が異物の除去に最も効果的です。

 

異物除去法

  反応のない人や妊婦や乳児に対しては、内臓を傷つけるおそれがあるので腹部突き上げ法は行ってはいけません。背部叩打法のみを行います。

腹部突き上げ法

   傷病者の後ろにまわり抱えるように腕を回します。

   片方の手で握りこぶしを作り、その親指側を傷病者の

   上腹部(みぞおちの十分下方)に当てます。

   握りこぶしをもう一方の手で包むように握り、すばや

   く手前上方に向かって引き上げます。

                        imageハイムリック

背部叩打法

   手の付け根で肩甲骨の間を力強く、何度も連続してたたきます。

                         3ibutu2

    反応がない場合、あるいは反応があって応急手当を行っている途中にぐったりして反応がなくなった場合には、ただちに通常の心肺蘇生の手順を開始します。

 

乳児(1歳未満)に対する気道異物除去

    反応がある場合には、乳児に対して背部叩打と胸部突き上げを実施します。

背部叩打法

    救助者の片腕の上に乳児をうつぶせに乗せ、手のひらで乳児の

顔を支えながら、上半身が低くなるような姿勢にします。もう一方の

手の付け根で、肩甲骨の間を異物が取れるか反応がなくなるまで

強くたたきます。

                           3ibutu1

胸部突き上げ法                              

  救助者の片腕の上に乳児を仰向けにして乗せ、手のひらで乳児の

後頭部をしっかり支えながら、もう一方の手の指2本で、胸の真ん中を

強く数回連続して圧迫します(心肺蘇生の胸骨圧迫と同じ要領です)。

                            無題

反応がなくなった場合は、乳児に対する心肺蘇生の手順を開始します。

 

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