家庭から出される可燃ごみのうち、生ごみは約4割を占め、その約8割が水分と言われています。
高梁市では、家庭から年間約6,000tの可燃ごみが出されていますので、計算上、約1,900tの水分を処理していることになります。
ごみ減量のためにも生ごみの水切りにご協力をお願いします。
生ごみに含まれている水分を水切りをすることで、ごみの減量につながるため、ごみ処理に必要な経費を削減することができます。
また、生ごみに水分が多く含まれていると、その分焼却する時間が長くなります。地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出量が増えて、環境にも負担をかけることになります。
生ごみは、水分によって腐敗しやすくなり、強い悪臭が発生します。
生ごみを三角コーナーに入れておく、水切りネットを使用するなどの方法があります。
また、ごみとして捨てる前に手で絞る、新聞紙等に広げて一定時間放置して乾燥させることも有効です。
市では、高梁市環境衛生協議会と連携し、平成29年8月の1か月間、20世帯の方々に協力をいただいて、生ごみの水切りに取り組みました。
その結果、延べ539回の水切りで、21,896gの減量となりました!
【水切り前】251,548g → 【水切り後】229,652g ※8.7%の減量
生ごみを減らすためには、料理は食べきれる分だけ作る、残さず食べることが重要になります。このことは食品ロスの削減にもつながります。
野菜の使わない部分は最初に切り落とすなど、水に濡らさないように工夫することも重要です。
水切り器で生ごみを効率よく水切りすることができます。
数に限りはありますが、水切りにご協力をいただける方にお配りしていますので、環境課へお問い合わせください。