景観重要建造物の指定について
印刷用ページを表示する 掲載日:2018年3月14日更新
高梁市では、良好な景観づくりの核となる建造物について、その維持・保全及び継承を図ることを目的として、高梁市景観計画に定める指定の方針に基づき、景観重要建造物として指定することとしています。
景観重要建造物の指定制度について
平成16年に制定された景観法に基づき、建造物の外観が地域の景観上の特徴を有し積極的に保全・活用が必要なものについて、高梁市長が当該建造物の所有者の意見を聞いて指定を行う制度です。
指定を受けた建造物には、所有者等の適正な管理義務が発生するほか、増改築や外観の変更などに市長の許可が必要となりますが、建造物の外観の修理・修景に係る補助制度が活用できます。
景観重要建造物の指定の方針について
高梁市景観計画に定める景観重要建造物の指定の方針に基づき、建造物の外観が地域の景観上の特徴を有し、道路などの公共の場所から容易に見えることができる建造物のうち、次のいずれかに該当するものを指定します。
- 地域の自然や歴史・文化・風土などにより育まれた特徴的な外観を有し、地域景観の中でランドマークや核を形成すると考えられるもの。
- 歴史や文化財としての価値にかかわらず、地域住民に大切に守られ、地域社会の誇りとなっているもの。
- 新たに周辺の自然景観などと調和した景観を創出し、地域の景観形成に主導的な役割を果たすと考えられるもの。
- 地域景観を形づくってきた意匠や工法の建築技術、石積みなどの造園技術、農林水産業の生産施設など、素材に地域の特産を使用しているもの、その時代の匠や職人の技が光るものなど。
景観重要建造物の指定の状況について
薬師院の土塀及び石垣
指定番号 | 第1号 |
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指定年月日 | 平成29年8月22日 |
指定名称 | 薬師院の土塀及び石垣 |
所在地 | 高梁市上谷町4100番、4101番 |
指定理由 | 薬師院は、城郭を思わせる勇壮な石垣の上に漆喰塗りで仕上げられた土塀が築かれ、地域のシンボルとして古くから人々に愛され、親しまれ、誇りとなっている。 |
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