高梁市では、令和6年度からも引き続き行財政改革に全市的に取り組んでいくため、新たな「高梁市行財政改革プラン」を策定しました。
ダウンロードはこちらから → 高梁市行財政改革プラン [PDFファイル/1.31MB]
社会情勢のめまぐるしい変化に対応するため、本市はこれまで3期にわたり、行財政改革に係る計画のもと、様々な取組を実施し、一定の効果を上げてきました。しかし、依然として本市を取り巻く環境は厳しく、特に人口減少・少子高齢化は急速に進んでいます。今後、財源や職員などの行政資源は減少していき、その一方で、複雑化する地域課題や多様化する市民ニーズなどの行政需要は増加していくことが予想されます。
今後は、単にコスト削減のみを目指すのではなく、事業規模や施設規模を適切なものとし、財政規模に見合う歳出構造への転換を図り、持続可能な行財政運営を目指すことが必要となります。そこで、ここに新たな高梁市行財政改革プランを策定し、令和6年度から様々な実施計画に取り組むこととしました。
本プランでは、 行政資源の確保 と 行政資源の配分の最適化 を改革の柱として設定します。行政資源の確保には「職員の生産性の向上」「安定的な財源確保」「新たな財源の獲得」を、行政資源の配分の最適化には「定数・組織の最適化」「事業規模・施設規模の最適化」「行政手法の最適化」を項目分類として設定し、それぞれの項目分類の下に具体的な実施計画を位置付けます。
具体的な実施計画の内容は、プランの11ページ以降をご覧ください。
本プランにおいては、効果の「見える化」を図るため、以下の2つの目標を設定します。
市長を本部長とする高梁市行財政改革推進本部の下に、7の部会とそれぞれの部会長を設置し、担当部会が中心となって取組を進めます。更に、各種団体の代表者や学識経験者等からなる高梁市行政改革推進委員会を設置し、行政とは異なる観点からの助言をいただきながら、定期的に進捗を管理します。