令和4年10月31日(月曜日)高梁市成羽町小泉におきましてクマの痕跡情報があり、午前中に現地調査を行った結果、ツキノワグマと断定しました。
特にクマは行動範囲が広いため、朝夕の山林付近への散歩、入山時にはご注意ください。
家の近くにクマを引き寄せないようにするため、クマの餌となる生ゴミなどは放置しないでください。
また、集落に収穫しない果樹などがある場合は注意が必要です。
クマと出遭う恐れが最も高まるのは早朝と夕方です。やむを得ず山へ入る際には、複数で行動し、ラジオ・鈴などの音の鳴るものを携帯し、音を鳴らしたり、色の派手な服装をするなどクマに自分の位置を知らせるように心掛けてください。
ただし、「音を出しているから安全」という訳ではありません。沢などで鈴の音がクマに届かない場合があります。
常に注意を怠らないようにしてください。
もし、クマと遭遇してしまったら、落ち着いて行動することが大切です。
遠くにクマを見つけたら、静かにその場を離れましょう。クマが近づいてきたら、クマの動きに注意しながら、背中を見せないようにゆっくりと後退してください。
クマは逃げるものを追う習慣があるので、背中を見せて走って逃げるのは大変危険です。
大声を出したり、石を投げてクマを刺激することもかえって危険です。また、子グマのそばには母グマがいますので、子グマと出遭っても近づかないでください。
また、クマの目撃、果樹、野菜等のたべあらしなど通常より変わった状況が見られましたら、市役所有害鳥獣対策室(21-1190)夜間代表(21-0200)までお知らせください。