大物主神社石灯籠
おおものぬしじんじゃいしどうろう
地図(広域中域詳細
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 竿部の銘文にあるとおり、水谷三代城主勝美(かつよし)が、元禄6年(1693)癸酉五月吉祥日に寄進したものである。上より宝珠の高さ20㎝、請花8㎝、笠41㎝、火袋31.5㎝、中台26㎝、竿60㎝、基礎29㎝、基坦25㎝、総高228.5㎝の花崗岩製である。
 基礎の蓮弁反花、竿の上下に花菱文、中台の蓮弁請花、笠の蕨手の反りなど、各部の均整は、豪壮、華やかな構成技巧が、寄進者の気風と世相をよく表現している。