石田の五輪塔群
いしだのごりんとうぐん
地図(広域中域詳細
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 しらげが城のふもとにあり、高さ170㎝の五輪塔、それに匹敵するもの2基、ほかに20基分ほどの大きな五輪塔群がある。
 4号塔の地輪に正面は「ア」(梵字)、右側「太郎入道道性」、左に「応安第四五月二十四日死去」(1371)と銘があり、五輪塔に銘が刻まれているのは稀なものである。銘文年号に示すとおり、五輪の均衡は重厚素朴な時代性を示している。
 鎌倉時代以降、この地に勢力を誇った赤木一族の墓塔群と考えられている。