茶堂の宝篋印塔
ちゃどうのほうきょういんとう
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 有漢町茶堂岩鼻の札所の対岸の一段高くなった川岸に高さ100㎝の形のよく整った宝篋印塔が1基ある。花崗岩製で基礎が30㎝、塔身20㎝、笠30㎝、相輪20㎝となっている。相輪だけが欠けているが、隅飾り突起が直立しており、基礎の反花の彫りが重厚にして調和のとれた作品であり、室町時代初期のものと考えられている。