秋庭氏五輪塔
あきばしごりんとう
地図(広域中域詳細
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 医王堂の東側に秋庭氏の墓地がある。大小20~30基余りの五輪塔、6基程度の宝篋印塔、江戸時代の墓塔8基余りが並べられている。元々は、東上手の水田一帯に広く点在していたが、昭和27年(1952)頃現在地に集められたものである。この20数基の五輪塔の地輪に在銘のものが4基ある。「成祐大禅定門、至徳元年」(1384)、「覚成大禅定門、応永廿一年」(1414)、「常遊禅定門、正長元年」(1428)、「成貞禅定門、正長元年」(1428)とあり、それぞれ秋庭重明、頼重、頼次の墓と推定されている。