木造聖観音菩薩立像
もくぞうしょうかんのんぼさつりゅうぞう
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 高さ151.2㎝、檜の一木造りの立像で龍泉寺の本尊である。木彫仏としては、県内最古級(平安時代)のものである。秘仏のため長い間研究者の目に触れることがなく歳月を送り、平成6年(1994)の開帳にあたり貴重な資料であると判明し、岡山県重要文化財に指定された。龍泉寺開創について「51代平城天皇の大同年間(806~810)、弘法大師この地に巡錫、聖観音菩薩を彫刻、安置せられ・・・・」と記してあり年代の古さとともにすぐれた木彫仏として知られている。