大元八幡神社絵馬
おおもとはちまんじんじゃえま
地図(広域中域詳細
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 大元八幡神社には多数の絵馬が拝殿に奉掲されている。
 「つなぎ馬図」は、寛文8年(1668)戌申5月15日持田金太夫直好奉懸と記銘されており、江戸時代初期に奉納されたもので、県内でも最も古い絵馬の一つに挙げられる。「松鷹図」と「野生群馬図」は、延宝5丁己年(1677)11月吉日御神前奉懸と記銘されている。「麒麟図」と「鳳凰図」は元禄丙子(1696)正月15日源敏治敬白と三村常和斉画と記銘されている。山崎氏2代義方が京都で購入して奉献したものである。作画の三村常和斉は狩野探幽の門人である。「獅子狛犬」は、延宝8庚申年(1680)8月日御神前奉懸と記銘されている。「算額」は、天保9年(1838)歳次戊戌仲春之日佐藤小十郎神壁奉懸と記銘されている。算数の解説を書き記した珍しい絵馬である。