随神門は寺院の仁王門にあたる邪悪なものが神様のいる聖域に入らないようにとの意味で建てられた門である。
穴門山神社の随神門は正面から柱の間が三つに区切られ、そのうち中央の一つが通路となっている三間一戸の門となっている。
控柱が八本からなる八脚門様式と呼ばれ「三間一戸の八脚門」である。
現在の建物は、慶応4年(1868)に再建され、明治25年(1892)、大正10年(1921)、昭和48年(1973)と頻繁に屋根が葺き替えられている。
門の左右には随神(身)像が安置されている。