浄明寺釈迦三尊図
じょうみょうじしゃかさんぞんず
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 大きさは縦145㎝、横85㎝である。銘文によると、上部の釈迦三尊を桜井雪保が描き、下部に筒井半山が十六羅漢を書き加えている。のびやかな筆使いの三尊、鋭い直線で表した岩山、樹木、羅漢のバランスもよい。
 雪保は江戸で活躍した女流画家で半山の娘を養女とした。文化13年(1815)、雪保が63歳の時の作品である。
 現在は岡山県立博物館に保管されている。