穴門山神社に奉納されている絵馬である。奉献は宝永2年(1705)で、奉納者は不明である。大蛇退治の絵馬は数が少ない。構図は立派で、描写技法もすぐれ、勇壮な姿を描く。素戔嗚命、櫛稲田姫とその両親などが描かれている。