大光院十二神将像
だいこういんじゅうにしんしょうぞう
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 大光院は、中世に袈裟尾城主赤木氏の菩提寺であった。
 本尊の薬師如来坐像の脇侍に不動明王と毘沙門天が祀ってあり、その両脇に十二神将が祀られている。小さな神像ながら見ごたえのある作品である。残念なことに、後世の修理でその特色はかなり損じられているが、時代の特色をうかがえるところが多い。
 十二神将のうち、二体に応永24年(1417)9月3日の墨書銘がある。