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高梁紅茶に魅せられお茶農家を目指す 松原町・浦田さん

ページID:0015082 印刷用ページを表示する 掲載日:2015年6月4日更新

浦田さん写真

Q.高梁市へ移住したきっかけは?

10年間ほど日本を旅し、各地の田舎で農業の仕事などをしながら、最終的には沖縄か北海道に落ち着きたいと考えていたのですが、東日本大震災の長期ボランティア活動に携わった事をきっかけに、岡山県の実家の両親が心配になり、岡山へ帰郷することを決断しました。

Q.移住までの流れは?

高梁市松原町へ移住され、お茶の栽培と加工をされている方との接点により、松原町のお茶栽培(高梁紅茶)に興味と可能性を感じていましたので、岡山へ帰るとすぐに「お茶農家になりたい」とその方を頼らせていただきました。その方には松原町への移住の窓口になっていただき、空き家も紹介していただくなど大変お世話になりました。

Q.移住に関して苦労したことや困ったことは?

現在、松原町では移住者の受入に向けた活動や地域情報発信のためホームページの開設などに取り組んでおられますが、当時は「よそ者」に対して開かれた町ではなかったように思います。移住に関する情報が少なかった事に困りました。

Q.高梁での暮らしはいかがですか?

移住1年目では、やっと近隣の住民の方々と知り合って打ち解け始めた段階で、まだ田舎暮らしを楽しんでいる余裕はありません。仕事や自分の役割を果たすことで精一杯といった感じです。農業で生計をたてて暮らしていくには、5年から10年計画で考えていかなくてはいけません。5年間は助走期間と考えていますので、この地域で自分の思うように楽しく暮らしていくためには、まだまだこれからの努力が必要です。

Q.これからの目標は?

まず生活を安定させること。お茶農家としての経営を確立し高梁のお茶を守っていくこと。松原町に楽しい場所をつくること。そして、移住者受け入れの相談役になることです。

Q.移住を考えている方へのメッセージ

全国の田舎にはすべて地域性があり、地域ごとに住んでいる方々の考え方や生活の仕方が違っています。この田舎が環境面や人間関係面で本当に自分に合っているのかどうかは1年以上住んでみないとわからないと思います。移住後に後悔しないように、移住したい地域へは何度も通ったり、お試しで住んでみたりする事をお勧めします。

※平成24年12月移住、平成26年1月インタビュー