ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
トップへ
現在地トップページ > 住もうよ高梁 > 田舎暮らししながら古民家カフェを運営 成羽町・田川さん一家

田舎暮らししながら古民家カフェを運営 成羽町・田川さん一家

ページID:0033780 印刷用ページを表示する 掲載日:2020年2月25日更新

田川さん写真

Q.高梁市へ移住したきっかけは?

都会の生活に満たされない思い(人との繋がり、子育て環境、食べ物への不安など)があり、ずっと前々から田舎暮らしを望んでいました。それでも、都会の生活から離れらない時期がありましたが、自分たちは本当にどんな生活を望んでいるのかについて夫婦で話し合い、実際に自給自足している方の話を伺った際に、移住を決断しました。

Q.移住までの流れは?

移住を決断してから、移住先の家や仕事を見つけるまでが3ヶ月、それから、仕事の引き継ぎ、出産などがあり、引っ越しするまでに5ヶ月かかりました。
最初に、以前から「田舎暮らししない?」と誘ってくれていた、高梁市在住の知人に連絡をし、移住の相談とお世話をしていただきました。「ハレの国で深呼吸」という雑誌を買って何回も何回も読んでは、自分たちの岡山での生活をイメージしました。どんな制度があるのか、実際に田舎に住んでいる方の声などは重点的に読みました。
次に、移住までの期間、月1回大阪から高梁市に通い、高梁市内の観光地、スーパー、直売所、市役所などをまわりました。「田舎生活」をしたい私たちなので、「これぞ田舎」と言える場所を探していて、市の空き家情報バンク制度で山奥にある築100年の古民家と出逢い、即決でした。

Q.移住に関して苦労したことや困ったことは?

長い間空き屋になっていたので掃除が大変でした。すべての掃除が終わるまでに1週間かかりました。また、予定していた仕事が無くなり、他の仕事を探すのに苦労しました。しかし、結局、自営という道を選択したので「これも良し」と思っています。

Q.高梁での暮らしはいかがですか?

自分たちが食べるものは自分たちで作りたいので、畑を耕作しています。毎月の集落の寄り合いに参加し、地域の人たちと交流し、常に近所の人たちとの交流があり、作った野菜やブドウを頂いたり、お礼に収穫した果物をお裾分けしたり、旅行した際のお土産などを渡したり、と都内では無かった「ご近所づきあい」ができていて、人の繋がりの温かさを実感しています。
また、子育て環境も良く、地域の皆さんが息子を可愛がってくれ、「子は地域の宝」と言ってくださります。いっぱい泣いたり、大声を出しても都会のマンションとは違い、隣近所に気を使わなくてもいいので、とても楽な気持ちで子育てしています。
買い物に出かけるのは月4回程度です。市内の大型スーパーや生協で調味料を買い、地域の直売所では旬の野菜を買っています。
四季の変化を味わい、自然とともに、幸せな生活をしています。

Q.これからの目標は?

私たち夫婦が運営する「カフェ」で、地域の人たちや観光客に喜んでもらうことと、農家民宿を開業して、田舎暮らしを体験したい都会の方に喜んでもらい、毎日充実した日々を過ごすことです。

Q.移住を考えている方へのメッセージ

あれこれと悩むよりも、まずは行動!ですかね。市役所の定住対策課で相談したり、移住者の生の声が聞きたい場合は、私たちの「カフェ」にお越しください。実際に田舎暮らしを体験したい場合は、家族向けのオーガニックにこだわったゲストハウスを運営しますので、ご宿泊くださいね!
https://www.elevenvillage.org/<外部リンク>
最後に、岡山移住生活のことをブログに書いております。良かったら参考にしてください。
http://elevenvillage.blog.jp/<外部リンク>

※平成25年4月移住、平成26年3月インタビュー