令和6年8月2日に、「腸管出血性大腸菌感染症注意報」が岡山県から発令されました。
現在、岡山県内では、腸管出血性大腸菌感染症の患者さんが多数発生しています。
皆さんしっかり予防をして、暑い夏を乗り切りましょう!
・調理前、食事前、排便後、動物を触った後などは手をよく洗いましょう。
・台所は清潔に保ち、まな板、ふきんなどの調理器具は十分に洗浄消毒しましょう。
・生鮮食品や調理後の食品を保存するときは、冷蔵庫(10℃以下)で保管し、早めに食べましょう。
・食肉など加熱して食べる食品は、中心部まで火を通すとともに、
焼き肉などの際は、生肉を扱うはしと食べるはしを別々にしましょう。
・乳幼児や高齢者など、抵抗力の弱い人は、生や加熱不十分な肉を食べないようにしましょう。
・主な初期症状は、「腹痛」、「下痢」などで、更に進むと水溶性血便になります。
・重篤な合併症である溶血性尿毒症症候群(HUS)や脳症等を発症することもあります。
・二次感染を防止するため、患者の便に触れた場合は、手をよく洗い消毒しましょう。
・患者が入浴をする場合は、シャワーのみにするか、最後に入浴するなどしましょう。
・患者が家庭用ビニールプールで水浴びをする場合、他の幼児とは一緒に入らないようにしましょう。
・なお、患者が衛生に配慮すれば、二次感染は防止できますので、外出の制限などは必要ありません。