高梁市では0歳から満18歳に達した日以後の最初の3月31日までの児童が、病気やけがをしたときに安心して病院などを受診していただけるよう、保険診療の自己負担額の助成制度を実施しています。
しかし、医療費は年々増加傾向にあるため、限られた財源を有効に活用できるよう、皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
子どもの医療費が軽減されているのはなぜ?
医療費の7割(もしくは8割)を健康保険が、3割(もしくは2割)を市町村などが負担しているためです。
そのため医療費が増え続けると、医療費助成制度の維持が難しくなり、さらには健康保険制度の保険料が引き上げられることも考えられます。
適正な受診のために
かかりつけ医を持ちましょう
かかりつけ医とは、健康に関する相談ができ、必要なときは専門の病院を紹介してくれる身近な医院やクリニックの医師のことです。
体調が悪くなったら、まずはかかりつけ医に相談しましょう。
小児救急電話相談事業(#8000)をご活用ください
お子様の夜間の急な発熱、けいれんなど具合が悪くなった際の保護者等の不安や、症状への対応方法などについて看護師等が電話でご相談に応じるとともに、医療機関への受診について適切なアドバイスをおこないます。
◆相談日時
(1)平日
平日の月曜から金曜までの
午後7時から翌朝8時
(2)土曜
午後6時から翌朝8時まで
(3)日曜、祝日及び年末年始(12月29日から1月3日)
午前8時から翌朝8時まで
◆相談電話番号
♯8000または086-801-0018
詳しくは、県ホームページをご確認ください。
https://www.pref.okayama.jp/page/detail-7000.html<外部リンク>
重複受診は避けましょう
同じ病気で複数の医療機関を受診すると、医療費が余分にかかるだけでなく、重複する検査や投薬によって、体に悪影響を与えてしまうなどの心配があります。信頼できるかかりつけ医をもち、それぞれのお子様にあった指導や助言を受けられるようにしましょう。
ジェネリック医薬品を利用しましょう
ジェネリック医薬品(後発医薬品)は、新薬(先発医薬品)と同じ有効成分、同等の効果を持つお薬のことです。開発期間やコストが抑えられ、結果として薬の値段を安く設定することができます。
ジェネリック医薬品の使用は、一人一人の保険料の負担軽減につながるほか、医療保険制度を維持していくことへも貢献します。
学校(園)でのケガ等で病院を受診した場合は・・・(令和6年4月診療から)
学校(園)などの管理下でのケガや疾病で病院を受診される場合は、子ども医療費ではなく、日本スポーツ振興センターの「災害共済給付制度」をご利用ください。
病院受診の際は、学校に連絡のうえ、医療機関の窓口でこども医療費受給資格者証を提示せず、医療費の自己負担分を一旦お支払いください。
*受診の仕方
1.受診時に窓口で健康保険証だけを提示し、医療費自己負担分(総医療費の3割または2割)を一旦支払う。
※※子ども医療費受給資格者証は使わない※※
2.学校から「災害共済給付制度」専用の用紙を受け取り、医療機関(病院、診療所、薬局等)にて証明をもらい、学校等へ提出する。
【認定された場合】
後日、学校を通じて、保護者あてに災害給付金(医療費自己負担分と1割または2割相当の見舞金)の返金があります。
【認定されなかった場合】
こども未来課で子ども医療費の償還給付の手続きをしてください。
※償還給付の申請方法をご確認ください。
詳しくは、学校または園、こども未来課(21-0288)へお問い合わせください。