岡山県栄養士会高梁支部で取り組まれている、専門職間、施設間の情報共有のための取り組みを紹介します。
近年、各地域において食形態やとろみに対する統一への動きが始まっております 。その中で、高梁地域の現状としては、各病院や高齢者施設ごとに多様な形態での食事が提供され、その内容や段階、呼称は統一されておらず、適切な食事提供に支障をきたす場面もこれまで多く見受けられました。
そこで岡山県栄養士会高梁支部では地域の食形態の“見える化”に向けて、日本摂食嚥下リハビリテーション学会より発表されている「嚥下調整食分類2021」に沿った食事提供を目的に「高梁地区食形態マップ~にゃんコード~」を作成することとなりました。このマップは、転院時等に伴う食事提供の情報を施設間同士で正確に把握し伝えることで、患者様、利用者様の状態に合った安全で安心な食事提供ができること、医療・介護・福祉に携わる関係者の皆様が同じ情報を共有・認識し、使用できることを目的としております。
嚥下調整食を通して人と人とが繋がれる豊かな地域連携の新たなモデルを創造していきたいと思っていますので、情報伝達時のお役に立てれば幸いです。
岡山県栄養士会高梁支部
高梁地区食形態マップ~にゃんコード~
【分割版】
・表紙 [PDFファイル/121KB]
・取り組み紹介 [PDFファイル/968KB]
・食形態マップ参加登録施設一覧 [PDFファイル/304KB]
・各病院、施設の食形態マップ
【一括版】