病院の理念に基づき、安全で安心な看護を提供し、患者様に優しく寄り添いながら回復力を高めるよう支援します。
・ 地域社会の変化に伴い、ニーズに応じた看護を提供します。
・ 常に相手の立場に立ち、患者様の尊厳と人権を守ります。
・ 患者様が最善な状況となるよう、患者様に最適な看護を提供します。
・ 地域医療チームの一員として役割を遂行します。
・ 専門職として主体的に学習し、日々研鑽に努めます。
・ 市職員としての誇りを持ち、責任ある行動をします。
看護職は、専門職として専門性を高めながら社会のニーズに応えていくことが求められる。そのために個々の看護職が生涯を通して学習し続けられ、自己のキャリア開発できるよう支援する。
看護の質向上と看護職員の満足度が高められる教育計画をし、臨床実践能力の向上、自己のキャリア開発を目指し、自立した看護職となり、公立病院の看護職としてふさわしい人材の育成を図る。
4月になり新型コロナ感染症の状況も、やや緩和傾向にありますが、成羽病院では院内面会禁止とさせて頂いている状況です。入院患者さん、ご家族の方には、ご迷惑をおかけしていますが、皆さまのご協力により感染拡大もなく日々を送ることができましたこと感謝申し上げます。
新年度を迎え、これに捉われることなく前向きに一歩ずつ進んでまいりたいと思います。
看護部では、看護専門職として、一人ひとりが責任をもった行動をとり、看護部全員でチーム強化し、やさしい看護を提供したいと思ってます。
地域に必要とされる病院であり続けるために、引き続き退院後の生活を見据え、入院時より退院支援を行ってまいります。患者さんの退院後は、日々の生活に困ることのないよう、お一人づつの生活を重視し、生活指導を行い、自宅訪問させて頂くこともあり、外来でも継続看護に重点を置いてます。
また、新しい取り組みとして、入院により認知機能が低下しないことを目的に、病棟では認知症低下防止のデイケアを開始いたしました。(詳細は看護部だよりに掲載)
今年度は、看護専門職として、各々が知識を蓄え活動できるよう教育体制にも力を注ぎたいと考えています。
成羽病院の基本理念に基づく、今年度の看護部目標
1、倫理的感性を高め、患者、家族から信頼される看護専門職を目指す。
2、地域における医療・介護・福祉の連携を強化し、切れ目のないケアを実践する。
3、働きやすい職場環境を整備する。
4、クリニカルラダーに基づき、自立できる人材の育成。
5、社会の変化に適応した病院経営に参画する。
今年度も多職種と連携し、優しい看護をお届けしたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
看護部長 原田 邦栄
外来は、8つの診療科と、内視鏡室、手術室(中央材料室)を担当しています。病気を抱えた患者様が住み慣れた地域で退院後も安心して日常生活が送れるよう継続看護に取り組んでいます。病院と在宅との橋渡し的存在として、在宅支援者と連携し、この地域に根ざした病院の窓口になるよう、明るい笑顔とまごころで、看護を提供していきます。
また、内視鏡検査を年間約1,200件(上部・下部あわせて)行っています。内視鏡技師5名で医師と共に、患者様の検査の不安や苦痛が少しでも和らぎ、安心して検査を受けてもらえるように日々、研鑽していきます。
3階病棟は、内科、外科、小児科、眼科の入院を受け入れており、乳幼児からご高齢の方まで幅広い患者層に対応する看護師、介護福祉士、看護助手、アシスタントで構成された一般病棟になります。
入院時より、退院後の生活を見据えながら安心して安全に入院生活を送って頂けるよう、多職種と共働し、患者さん中心のケアを提供していきます。
笑顔と思いやりのある病棟です。
4階療養病棟は、看護師、介護福祉士、看護助手の15人で働いています。
療養病棟に入院されている方は、比較的症状は安定していますが、長期に渡り医療的なケアや看護を必要とされている方々を対象としています。
長期の入院生活の中で、ベッドサイドにスタッフが作成した誕生日のメッセージカードが置かれているとほっとします。また、週1度行っている病棟でのデイケアは四季折々の歌を一緒に歌ったり、ボーリングゲームをして患者さんの気分転換が図れるように努めてます。患者さんのケアを行う専門職として、患者さんに寄り添い、安心して入院生活が送れるように看護・介護を提供しています。