近年発生している大地震において、大規模盛土造成地が崩落、変形、沈下することにより、数多くの宅地に被害が発生しています。
大規模盛土造成地については、岡山県がその位置や規模等を把握するための調査を行い、その結果、高梁市内では9カ所の大規模盛土造成地が抽出されました。
この抽出された大規模盛土造成地については、必ずしも危険というわけではありませんが、大地震の発生により、万が一、滑動崩落等が発生すると、宅地や公共施設等に甚大な被害が発生することから、その安全性を事前に把握するため、現地調査・簡易地盤調査を実施しました。
※高梁市内の大規模盛土造成地についてはこちらから → 大規模盛土造成地マップ
高梁市宅地耐震化推進事業整備計画
◆社会資本総合整備計画【高梁市宅地耐震化推進事業】 [PDFファイル/14KB]
●現地調査・簡易地盤調査の結果、市内9カ所のうち1カ所は対象外(盛土ではなく切土のため)となりました。また、他の8カ所についても、詳細な調査が必要な盛土は確認されなかったことから、すべて経過観察となりました。経過観察となった8カ所で今後変状が確認された場合には、詳細調査の実施を検討します。