これまでの大量生産・大量消費は、国民の生活様式の多様化や利便性の向上をもたらしましたが、一方で廃棄物排出量の増加による環境への負荷が増大してきました。近年、このような環境負荷からの脱却に主眼を置いた循環型社会への転換が求められるようになっています。
高梁市では、高梁市新総合計画において定めた『循環型のまち』を目指し、市民・事業者・行政が一体となり、廃棄物の発生を抑制するほか、ものの再使用によりごみを減らし、再資源化により再利用すること(3R活動)を促進しています。
こうした状況をふまえ、一般廃棄物処理について、循環型社会の形成に貢献できる取組を総合的かつ計画的に推進するための指針として、「一般廃棄物処理基本計画」を策定しました。
平成23年度~平成32年度
・基本方針
・市民・事業者・行政の協働によるごみの発生・排出抑制の推進
・ごみの適正処理の推進
・循環資源の利用促進
・市民・事業者への情報提供及び環境教育の推進
・ごみ処理に係る目標
・一人一日あたりのごみ排出量 939g/人・日⇒719g/人・日以下
・リサイクル率 17.2%⇒28.0%以上
・基本方針
・公共水域の水質保存
・啓発活動及び環境教育の推進
・生活排水処理に係る目標
・生活雑排水処理率 60%⇒85%