のどの渇きは、脱水が始まっている証拠であり、渇きを感じてから水を飲むのではなく、渇きを感じる前に水分をとることが大切です。高齢者は特に、のどの渇きを感じにくくなったり、体内の水分量も若い人より少ないため、早めの水分補給が必要です。
熱中症は、室内でも多く発生しています。高齢者は発汗の機能も低下し、熱が体外へ放出しにくくなっています。室内に温度計を設置しエアコン等で部屋の温度管理をしましょう。エアコンが苦手な場合や使用できないときには、シャワーや冷たいタオルで体を冷やすのも効果的です。(ひと工夫:扇風機の前に濡れタオルを干したり氷を置くとより涼しくなります)
夜間、エアコンや扇風機のタイマーが切れた後、室内の温度が上昇することがあります。熱帯夜(最低気温が25度を下回らない夜)もありますので気を付けましょう。
また、フィルターなどエアコンの内部が汚れていると効きが悪くなることがあります。効果的にエアコンを使用するためにも使用開始前には、エアコンクリーニングや、正常に動くかどうかの点検・整備をおすすめします。
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新陳代謝が活発なため、汗や尿として体から出ていく水分が多く脱水となりやすいため水分補給が必要です。
乳幼児は、体温調整機能が十分発達していないため、特に注意が必要です。吸湿性、通気性のある服を選んであげてください。
身長が低かったり、ベビーカーの使用で大人より地面に近い環境で過ごすため、地面からの熱を受けやすくなります。子供の高さの気温や湿度に気を付けましょう
車内などに子供を残して、車からは絶対に離れないでください。
「熱中症警戒アラート」とは、熱中症の危険性が極めて高くなると予測された際に、危険な暑さへの注意を呼びかけ、熱中症予防行動をとっていただくよう促すために、環境省と気象庁が情報を発信しています。都道府県ごとに発表されますので、岡山県や外出先などに「熱中症警戒アラート」が発表された場合は、熱中症予防行動を強化しましょう。
熱中症予防情報サイト(暑さ指数について)/環境省<外部リンク>
熱中症予防情報サイト/環境省<外部リンク>
熱中症が疑われる人を見かけたら/厚生労働省<外部リンク>
熱中症予防のための情報・資料サイト/厚生労働省<外部リンク>
「健康のために水を飲もう」推進運動/厚生労働省<外部リンク>