高梁市・美咲町・吉備中央町の連携について
高梁市・美咲町・吉備中央町での連携事業を発表しました!
令和5年2月22日、吉備中央町農業振興センターにて、美咲町と吉備中央町のベビーファースト宣言の実施に合わせて、3市町の連携事業の発表を行いました。
1 令和5年度予定している連携事業
【公立図書館連携事業】
・3市町の公立図書館が連携し、相互利用の体制を整備するとともに、各図書館の機能充実や子どもの読書活動推進を図る。
【こどもスタンプラリー事業】
・3市町の子どもの遊び場やお出かけスポットを巡るスタンプラリーを開催し、交流人口の拡大や賑わいを創出する。
2 3市町の連携への経過
令和2年国勢調査結果と5年前の前回結果を比較して、県内の市町村で人口減少率が最も高かったのが美咲町(▲9.6%)、次いで高梁市(▲9.4%)、吉備中央町(▲8.9%)の岡山県中部高原に位置する3市町でした。
そうした中で、高梁市が令和4年9月26日に宣言した、日本青年会議所の「ベビーファースト運動」への参画について、美咲町、吉備中央町においても活動宣言を表明し、合わせてアクションプランを発表することとなりました。2町の同運動への参画は、本市から提案するとともに先行自治体として関わっており、この運動への参画を一つの契機として、兼ねてから検討していた3市町の連携を推進していく運びとなりました。
中部高原を東西に位置する3市町は、気候や風土も異なり、産業や主要産品、生活圏など置かれている状況は異なりますが、人口減少対策は共通した課題であり、それぞれが様々な施策を掲げ取り組んでいます。そうした取り組みの情報交換を行い、地域の特色や資源、魅力を活かし、人口減少対策やまちづくりに係る課題解決のため連携することで、より効果が得られる事業について共同で取り組んでいきます。
令和5年度は、3市町の「ベビーファースト運動」への参画を契機とし、子育て支援や少子化対策を中心に情報交換を行うとともに、次の展開へと検討を進めることとしています。