高梁かんごねっとでは、高梁市内にある4つの病院をより知っていただくために、高梁市との共催事業として、看護学生の方を対象とした市内病院見学会と市内の観光を合わせたツアーを毎年実施しています。
令和6年度は5月18日(土曜日)に開催しました。
当日は9時半に高梁駅直結の高梁市図書館前に集合して、ハイエースに乗り合わせて医療機関へ向かいました。
今回は吉備国際大学から2名、旭川荘厚生専門学院から1名の計3名の看護学生が参加しました。
最初に訪問した「さきがけホスピタル」は、高梁・新見保健医療圏唯一の精神科病院です。
看護部長の説明を受けながら、入院患者の方が利用する特殊浴槽や入院されている方がレクリエーションする講堂などを見学しました。
また、職員への福利厚生として格安自動販売機を導入されています。
成羽病院は、「へき地医療拠点病院」の役割を持つ公立病院です。
当日実施していた看護展や白内障の手術で使う手術室の見学を行いました。
リハビリ室では機能の違う様々な車いすの説明などを受けました。
大杉病院は、介護医療院や通所リハビリセンターを併設した市内の在宅医療を支える病院です。
病院内の見学のほか、通所リハビリセンターでは実際に患者さんが運動療法で利用する様々なリハビリ機器を体験しました。
高梁中央病院は、高梁・新見保健医療圏唯一の「災害拠点病院」でDMAT隊も在籍する病院です。
普段は見ることのできないドクターヘリが離発着する屋上へリポートや入院病棟の見学を実施しました。
また、病院で行っている研修の取り組みなどの説明がありました。
医療機関以外にも市内の魅力的な観光スポットを知ってもらうために、令和6年3月16日にオープンしたばかりの猫城主さんじゅーろーあしあと館を訪問しました。さんじゅーろーが猫城主就任して以降の5年間のあゆみを学びました。
参加者の学生さんからは、「市内に住んで何度か行ったことがあったが見学をするのは初めてで面白かった」、「ヘリポートは初めて見る場所で印象に残った」などの感想をいただきました。
また、当日は吉備ケーブルテレビの取材もありました。