持続可能な地域医療体制を構築していきます
1 策定の背景・目的
医療政策については、これまで「岡山県保健医療計画」に基づき岡山県の主導により対応してきました。しかし、本市では全国に先駆けて人口減少や高齢化が進行していること、また、同じ市内でも地域によって医療機関、交通、高齢化の進み具合などの実情が異なっていることなどを踏まえ、きめ細かく実情を把握し、主体的な取組みが必要であると考え、医療機関単体ではなく、地域全体で連携した取組みを推進するために市独自で計画を策定しました。
※市町村単位でここまで詳細に分析し作る医療計画は、県下初めての取組みで、全国的にも珍しいことです。
2 高梁市の地域医療が目指す姿
「地域医療は、まちづくり」を基本理念に、次の4つの基本方針を掲げ、高齢期や子育て世代といった生活の様々な局面を想定し、医療従事者の働き方についても配慮した、高梁市ならではのメリハリを持った地域医療を構築していきます。
基本方針1 住民の医療需要が変化しても適切な医療が受けられること
基本方針2 医療従事者が誇りを持って働ける、持続可能な地域医療
基本方針3 子どもを産み育てやすいまちを目指した出産・子育てサポート体制の整備
基本方針4 地域で自立した生活に寄り添う基盤の整備
3 計画の内容(高梁市医療計画)
4 高梁市医療計画(概要版)
5 関係資料
6 その他
平成30年4月2日(月曜日)から25日(水曜日)にかけて実施しましたパブリックコメントの後に、高梁市医療計画検討委員会で協議した結果、以下の2点の修正を行っております。
・基本方針1「住民の医療需要が変化しても、適切な医療が受けられること」の目指す姿の1つ目
「中山間部、市街地といった市内の地域格差が可能な限り極小化され、住む場所に関わらず適切な医療にアクセスできることを目指します。」 を
「中山間部、市街地といった居住地域による医療アクセスの格差が可能な限り極小化され、適切な医療にアクセスできることを目指します。」 に修正。
・基本方針4「地域での自立した生活に寄り添う基盤の整備」の取組みの主な観点にACP(アドバンス・ケア・プランニング)の取組みを追加。
<外部リンク>
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