吉備高原の西端に位置する高梁市備中町平川の鋤崎八幡神社では、民俗芸能「渡り拍子」が行われます。
岡山県西部一帯、広島県東部に秋祭りの供奉楽として伝承され、現在、備中町をはじめ、市内各地で行なわれています。
踊りの始まりは、神功(じんくう)天皇が戦いを終え、帰還の際の道中楽と言われています。一説では、三韓の特使が渡来した時に舞われた迎武楽(げいぶがく)との言い伝えもあります。
衣装は、花笠、女衣、袴、襷がけ。太鼓を4人で打ち、拍子木、鉦(かね)など打ち鳴らして乱舞する姿は勇壮です。
平川鋤崎八幡神社秋の大祭
開催時期 11月3日
開催場所 備中町 平川鋤崎八幡神社
高梁市備中公民館 Tel 0866-45-4515
Fax 0866-45-9912