木材の消費促進とともに、学校で森林環境教育を進めながら、「森林環境譲与税」を活用し、学校に必要な教育環境等の整備を行います。
※「森林環境譲与税」とは、個人住民税均等割と併せて徴収される森林環境税の税収全額を、森林整備及びその促進に関する費用に充てることを目的として譲与されるものです。市町村は、ホームページ等でその使い道を公表することとなっています。
未来を担う子どもたちの身近な場所で森林整備を行ったり、木材を利用した施設整備を子どもたちで考えたりすることにより、子どもたちが森林環境の保全について学び、持続可能な社会について考える機会とします。
また、森林環境への学びにより、森林環境譲与税への理解を深めるとともに、その理解を広く市民に広げていくことも目的とします。
(1) 学校林の整備事業
・子どもたちの身近にある学校の敷地内にある雑木林の整備を行い、公益的な機能回復等を図っていきます。
【高梁中学校】
実施内容:竹・雑木林の伐採・集積・撤去・低木の植栽
整備対象面積: 3,275平方メートル
<整備前> ➡ <整備後>
<整備前> ➡ <整備後>
(2) 学校施設の施設整備事業
・市内小中学校において、森林の役割や森林環境譲与税について学ぶとともに、
学校裁量で子どもたちとともに必要とする木工事を考え、施設整備等を行います。
令和5年度から年に2校程度実施していきます。
令和5年度
【高梁小学校】(ベンチ)
【高梁中学校】(ベンチ・ハンコ・ハンコ台)
・ベンチ…出来上がったベンチは、備中高梁駅及び吹屋に設置 ・ハンコ、ハンコ台…高梁市図書館へ設置
令和6年度
【成羽中学校】(ベンチ)
【成羽小学校】(ロッカー天板)
【成羽小学校】(体育館下駄箱)