近畿地方で、登山途中にクマに襲われた事故が発生しました。朝夕の山林付近への散歩、入山時にはご注意ください。
※クマは11月頃から冬眠をはじめますが、栄養状態が悪いなどすると時期が遅れたり、途中でおきたりすることがあります。
家の近くにクマを引き寄せないようにするため、クマの餌となる生ゴミなどは放置しないでください。
また、集落に収穫しない果樹などがある場合は注意が必要です。
クマと出遭う恐れが最も高まるのは早朝と夕方です。やむを得ず山へ入る際には、複数で行動し、ラジオ・鈴などの音の鳴るものを携帯し、音を鳴らしたり、色の派手な服装をしたり、クマに自分の位置を知らせるように心掛けてください。
ただし、「音を出しているから安全」という訳ではありません。沢などで鈴の音がクマに届かない場合があります。
常に注意を怠らないようにしてください。
もし、クマと遭遇してしまったら、落ち着いて行動することが大切です。
遠くにクマを見つけたら、静かにその場を離れましょう。クマが近づいてきたら、クマの動きに注意しながら、背中を見せないようにゆっくりと後退してください。
クマは逃げるものを追う習慣があるので、背中を見せて走って逃げるのは大変危険です。
大声を出したり、石を投げてクマを刺激することもかえって危険です。また、子グマのそばには母グマがいますので、子グマと出遭っても近づかないでください。
また、クマの目撃、果樹、野菜等のたべあらしなど通常より変わった状況が見られましたら、市役所有害鳥獣対策係(21-1190)夜間代表(21-0200)までお知らせください。