〇電話リレーサービスの紹介をします。
こんな電話を受けたこと ありませんか?
「こちらは電話リレーサービスです」
「電話リレーサービス」を使った電話を応答した時、通訳オペレータが最初に話します。
電話リレーサービスは、聴覚や発話に困難のある人(きこえない人)と、きこえる人との会話を通訳オペレータが「手話」または「文字」と「音声」を通訳し、電話で即時双方向につながることができるサービスです。
電話リレーサービス用の電話番号は050から始まる番号です。
電話応答後、“こちらは電話リレーサービスです。耳の聞こえない方などからのお電話を通訳しております。双方のお話をすべて通訳いたします。よろしくお願いします。”とアナウンスされ、通話が始まります。
〇ヨメテルの紹介をします。
こんな電話を受けたこと ありませんか?
「こちらは電話リレーサービスのヨメテルです」
これは、電話リレーサービスの「相手の声が読める電話」で、聞こえにくい人が自分の声で相手先に伝え、相手先の声を文字で読むことができるサービスです。
難聴や中途失聴などにより、自分の声で話すことができるが、電話で相手先の声が聞こえにくいことがある人にご利用いただけます。
電話リレーサービスとは別に登録が必要です。
通話相手の声がリアルタイムで文字に変換されます。文字にする方法を「AI(自動音声認識)」と「文字入力オペレータ」から選べます。
※利用するためには?
「電話リレーサービス」及び「ヨメテル」どちらも
・障害者手帳を持っていなくても利用できます。
・災害時や緊急時に、110、119,118へ連絡ができます。
・聞こえないひと、聞こえにくい人が利用するためには登録が必要です。
・通話料は「月額料なしプラン」、「月額料ありプラン」の料金体系から選びます。
・聞こえる人は、登録は不要です。
「電話リレーサービス」及び「ヨメテル」用の電話番号を知っていれば、普段どおりに通話をすることができます。
「電話リレーサービス」
対 象:聴覚や発話に困難があり、手話または文字で電話を利用したい方
登録方法:アプリをダウンロードして、登録手続きをすれば、後日に、電話リレーサービス用電話番号が郵送されます。
準備物:インターネットにつながるスマートフォン、タブレット、パソコン
「ヨメテル」
対 象:電話で相手先の声が聞こえにくいことがある方。電話でのスムーズなコミュニケーションを望むすべての方にご利用いただけます。
登録方法:アプリをダウンロードして、オンラインで登録をします。本人確認書類がお手元にありアプリ上で本人確認、認証ができる場合には、即時にヨメテル用の電話番号が発行され、すぐにヨメテルを使って通話を始めることができます。
※利用料は?
・電話をかけた人が負担します。
・聞こえない人から発信した場合は、登録時に選んだ利用料金が適用されます。
・聞こえる人から発信した場合はIP電話(050番号)へ発信する際の通話料が適用されます(料金についてはご契約している電話会社へお問い合わせください)。ほかに特別な利用料は発生しません。
※「電話リレーサービス」「ヨメテル」の詳しい内容はホームページをご覧ください
総務大臣指定 電話リレーサービス提供機関 一般財団法人日本財団電話リレーサービス(https://nftrs.or.jp)