【指定業種更新】セーフティネット5号保証制度（中小企業信用保険法第2条第5項第5号）

ページID：0053311 印刷用ページを表示する掲載日：2024年7月1日更新

　この制度は、業況の悪化している指定業種に属する中小企業者を支援するための制度です。

　※令和6年7月1日から9月30日までの対象業種が指定されました。

　※令和6年7月1日から9月30日までのセーフティネット保証５号認定について、以下のとおり、運用が見直されました。

１、セーフティネット保証５号認定に係るコロナ前比較の取り扱い

　コロナ禍においては、最近１か月の売り上げ高等とその後２か月間の見込を含む3か月間の売上高をもってコロナ前との比較による認定を可能としていましたが、こうした運用は終了する一方で、最近3か月の実績売上高をコロナ直前の同期と比較する取扱いを可能とする運用を７月より開始します。

２、セーフティネット保証５号に係る創業者の認定可

　コロナ渦においては、コロナの影響を受けた創業者については、最近１か月と最近３か月の実績比較等が認められていますが、当該運用をコロナの影響を受けた者に限らず７月以降も延長します。

　対象中小企業者

（イ）指定業種に属する事業を行っており、最近3か月間の売上高等が前年同期比5％以上減少の中小企業者
（ロ）指定業種に属する事業を行っており、製品等原価のうち20％を占める原油等の仕入価格が20％以上、上昇しているにもかかわらず、製品等価格に転嫁できていない中小企業者

　対象業種は、細分類で指定されています。一覧については、こちらをご覧ください。

指定業種一覧（令和6年7月1日～9月30日） [PDFファイル／495KB]

指定業種一覧（令和6年4月1日～6月30日） [PDFファイル／357KB]

セーフティネット保証5号に係る中小企業者の認定の概要 [PDFファイル／229KB]

認定要件

下記の（イ）・（ロ）のいずれかに該当することが要件となります。

セーフティネット5号認定（イ）　〔中小企業信用保険法第2条第5項第5号（イ）〕

　指定業種に属する中小企業者で、最近3か月の売上高等が、前年同期の売上高に対して5％以上減少していること。

セーフティネット5号認定（ロ）

　指定業種に属する中小企業者で、原油価格の上昇により、製品等に係る売上原価のうち20%以上占める原油等の仕入れ価格が20%以上上昇しているにもかかわらず、物の販売または役務の提供価格（加工費を含む。）の引き上げが著しく困難であるため、最近3か月間の売上高に占める原油等の仕入価格の割合が、前年同期の売上高に占める原油等の仕入価格の割合を上回っていること。