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高齢者虐待をみんなで防ぎましょう


ページID:0053221 印刷用ページを表示する 掲載日:2023年10月1日更新

このような行為は虐待です

高齢者への尊厳を守り、誰もが地域で安心して暮らせるまちづくりを進めるために、「虐待」について一人ひとりの正しい理解と気づきが大切です。

身体的虐待

暴力行為など、身体に傷やあざ、痛みを与えるような行為
●叩く、つねる
●ベッドに縛りつける など

心理的虐待

高圧的な言葉や態度、無視や嫌がらせなどによって苦痛を与えるような行為
●怒鳴る、ののしる
●意図的に無視する など

介護の世話の放棄・放任

介護や生活の世話を行っている家族が、介護や世話を放棄するような行為
●食事を与えない
●おむつを交換しない
●必要な介護サービスを理由なく受けさせない など

経済的虐待

財産や金銭の無断使用や、本人が望む金銭の使用を理由なく制限するような行為
●日常的に必要な金銭を使わせない
●年金や預貯金を本人の意思に反して使用する
●本人の自宅等を本人に無断で売却する など

性的虐待

本人の合意もなく性的な行為を行ったり、強要したりするような行為
●懲罰的に下半身を裸にする
●性行為を強要する など

無意識のうちに介護を頑張りすぎていませんか?

 高齢者虐待の主な原因の一つとして、「介護疲れ・ストレス」があります。介護は家族だけで頑張っても限界があります。心身ともに余裕をもって介護を続けていくためには、介護サービスなどを活用して介護負担を減らすことが大切です。

「虐待かな?」と感じたら通報または相談をお願いします

 高齢者への虐待防止に関する法律では、「虐待を受けたと思われる高齢者を発見した人は、すみやかに通報しなけれなならない」と定められています。通報することで、虐待を受けている人を守るとともに虐待をしている人たちを救うことにもつながります。虐待かな?と感じたらすみやかに虐待の相談窓口へ連絡してください。通報した人の個人情報は守られます。

※生命の危険があるなど緊急性が高い場合は、警察(110番)または消防(119番)へ通報してください。

主な虐待のサイン

・体に小さな傷が頻繁にできる
・急におびえたり、恐ろしがったりする
・「怖いから家にいたくない」などと訴える
・不規則な睡眠(悪夢、眠ることへの恐怖、過度の睡眠など)を訴える
・明らかに年金や財産収入などがあるにもかかわらず、お金がないと訴える
・部屋や住居が極めて不衛生になっている、または、異臭がする
・寝具や衣服が汚れたままになっていることが多くなる
・近所付き合いがなく、訪問しても本人に会えない、または、嫌がられる
・何を聞いても、「いいよ、いいよ」と言って遠慮し、諦めの態度が見られる

養護者による高齢者虐待の相談・通報窓口

地域包括支援センター
電話:0866-21-0300

※養介護施設従事者等による虐待の通報窓口は健幸長寿課です。
電話:0866-21-0299