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応急手当とは!

ページID:0003114 印刷用ページを表示する 掲載日:2013年4月1日更新

 応急手当とは!

  突然のけがや病気に対して、家族や職場などでできる手当のことを応急手当といいます。けがや病気の中でも最も緊急を要するのは、呼吸や心臓が止まってしまった場合です。
  心筋梗塞(心臓の病気)や脳卒中(脳の病気)などの病気、プールでおぼれたり、のどに物を詰まらせるなどの事故など、突然の病気や事故はいつ起こるかわかりません、このようなとき人の命を救うために、そばに居合わせた人が行う応急手当のことを救命処置といいます。

 救急車到着


< 応急手当には、3つの目的があります。>

1. 【救命】 
応急手当の一番の目的は、生命を救うこと、「救命」です。
応急手当を行う場合は、救命を目的とした救命処置を最優先で行います。
2. 【悪化防止】
応急手当の二番目の目的は、けがや病気を現在以上に悪化させない「悪化防止」です。
けがや病気の人(傷病者)の状態や訴えを十分に把握し、必要な応急手当を行います。

3. 【苦痛の軽減】
傷病者は、心身ともにダメージを受けています。
苦痛を与えない手当を心がけるとともに「頑張ってください。」「すぐに救急車が来ます。」など、励ましの言葉をかけることが「苦痛の軽減」につながります。

<時間経過と救命のチャンス>

心臓や呼吸が止まった人の命が助かる可能性は、時間の経過とともに急激に少なくなっていきます。
このような時にまず必要なことはすぐに119番通報することです。
しかし、救急車が到着するまでには、全国平均で約8分かかります。
救急車がくるまでに手をこまねいていては、助かる命も助けられないことになります。
そこで、そばに居合わせた人による救命処置が必要になります。
下のグラフは命の助かる可能性と時間経過について示しています。

救命曲線のグラフ

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