精神障害者
統合失調症などの精神障害
1 周囲の人
病気はその人の一部です。健康な部分に目を向け、社会の一員として暖かい心で見守ることが大切です。
精神障害者の方は対人関係が苦手だったり、状況に合わせて振舞うとか、相手の気持ちを汲むといったことが不得手だったりします。
そのため、
- 本人の「つらい気持ち」を受け止めましょう。
- 本人の話をよく聴き、理解するようにしましょう。
- その時に必要な事を、はっきりと具体的に説明しましょう。
- 無理な励ましはせず、本人の出来ることはしっかりほめてあげましょう。
2 家族の人
病気を治すには本人の心構えが大切ですが、本人に対する家族の支えもたいへん重要となってきます。
まず、本人の気持ちを理解し、見守り続けること大切です。
- ゆっくり、あせらず、待ちましょう。
- 本人や自分を責めたり悲観したりしないようにしましょう。
- なまけているのではなく、病気であることを理解しましょう。
- 本人の話をよく聴き、良いところはほめてあげましょう。
- 本人の病状の変化に気をつけ、主治医と連絡を取りましょう。
- 家族だけで問題を抱え込まず、主治医や専門職に相談しましょう。
- 家族自身が楽しみやゆとりを持てるようにしましょう。