看護師・准看護師
仕事の内容
病院や施設で働いている看護師は、患者さんの日常生活の援助や治療に伴う処置などの仕事をしています。また、患者さんや家族の不安を取り除き、心のケアも行っています。そのほか、在宅で療養さ れている人びとを訪問して看護を行う仕事もあります。
※准看護師とは、法律で「医師・歯科医師または看護師の指示を受けて業務を行う者」となっています。看護師・保健師・助産師は国家資格であるのに対し、准看護師の資格は都道府県知事免許です。
主な職場
病院、診療所、訪問看護ステーション、老人保健施設、老人ホームや心身障害者施設などの福祉施設
公益社団法人岡山県看護協会 (http://www.nurse.okayama.okayama.jp/publics/index/44/)
看護師になるためには看護師養成校での教育や実習を通して、看護師国家試験で合格する必要があります。養成校によって、保健師や助産師などの資格取得できる場合もあります。
看護師になるための養成校は、国家資格の受験資格を得るために種類によって、2~5年の修学機関が必要です。
本市にも看護師養成校があり、資格の取得を目指すことができます。
本市にある吉備国際大学高梁キャンパスには看護学科があり、看護師をはじめ保健師・養護教諭・高等学校教諭の資格などの資格を取得することができます。市や市内医療機関などの地域と連携し、地域医療の講義や病院見学、看護実習など、地域全体でのバックアップ体制が整っています。
また、本市は県南部と比較して家賃が安価であること、令和5年度から本市と連携した特別奨学金制度による学費の減免制度を実施しており、高梁市看護師等奨学金制度と併用することで、資格取得に専念することができます。
※高梁看護師等奨学金制度は毎年予算の範囲内での採択となります。
吉備国際大学HP<外部リンク>
そのほか県内にある看護師養成校はこちらのページ<外部リンク>から。
小さい頃から看護師の仕事を知ってもらい、将来の職業選択のひとつとして考えてもらえるように、学校での講義やイベントでの体験ブース出展などの取り組みを進めています。
高梁高校で実施している総合的な探究の時間「方谷学」で、地域医療に携わる医師や看護師による地域医療の実情や病院の紹介などの講義を行い、地域医療に関する理解を深めてもらう活動を行っています。
また、方谷学を通じて学んだ内容をもとに、高校生からも高梁の医療についての普及啓発チラシを作製いただくなど双方向での取り組みも進んでいます。
小中学生を対象として夏休みや冬休みなどの期間中に実施される商店街や図書館のマルシェなど地域イベントの中で、看護に関する医療体験ブースの出展を行い、医療へ興味を持つきっかけづくりを行っています。
高梁市では、平成30年度に高梁市医療計画を策定し、市内医療機関、教育機関、関係団体と協議し、医療従事者確保のための奨学金制度の拡充や市外医療機関と包括連携協定など様々な取り組みを進めてきました。この度これまでに取り組んできた高梁市医療計画に基づく取組みについてより効果的に広報を行い、市民及び医療関係者の地域医療の実態に対する理解、信頼の向上を図ることを目的として、「たかはし×医療“かけはし”ネットワーク」を構築するための登録制度を実施することとしました。
登録方法などの詳細はこちらのページから。