備中高梁館(旧吉田邸)
吉田能安により、東京都西荻窪に「遊神館弓道吉田道場」が創立されました。
昭和60年に吉田能安氏が94歳で逝去後、平成8年に土地及び家屋、弓道具などが高梁市へ寄付されました。その後、平成28年に大規模な改修が行われ、備中高梁館がオープンしました。
弓道場の利用をはじめ、岡山県高梁市のアンテナショップとしても活用しています。
↑弓道場 ↑吉田能安氏の資料展示
延べ床面積:77.63平方メートル
○土 間・・・・・・・・特産品展示・販売、情報コーナー、イベントスペース
○和 室・・・・・・・・施設管理者詰所、兼弓道場控室、会議室
○作業場(台所)・・・情報発信事業作業場、関連資材置場
○シャワー室・トイレ
↑情報発信所 ↑販売風景
○吉田能安氏の遺徳顕彰(資料館)
・資料の収集、保管及び展示を行います。
○弓道日置流竹林派正法流の伝承(弓道場)
・流派の伝承及び普及活動を行います。
○高梁市の情報発信(改築母屋)
・特産品販売等を通し、高梁市の情報発信を行います。
○管理:高梁市
○運営:一般社団法人 正法流紫鳳会(一部業務委託形態による)
*弓道場の継続的活用及び吉田能安氏の資料収集、展示管理
*物販等:無農薬野菜などの販売は月1~2回程度。特産品、観光物産等は毎週土曜・日曜日
吉田 能安(よしだ よしやす)氏
弓道大範士十段。号は紫鳳(しほう)。
現在の岡山県高梁市内山下に生まれる。苦学して早稲田大学商科に進む。
弓道を志し、弓聖(きゅうせい)阿波 研造(あわ けんぞう)のもとで研鑽を積む。
昭和16年には日光東照宮の武道大会で武将兜を射貫き、絶賛される。
戦後は日本弓道連盟の結成にも尽力。弓道正法流(しょうぼうりゅう)を創設し、多くの学生、社会人の指導に当たった。
住所:東京都杉並区西荻北3丁目40番10