景年記念館(けいねんきねんかん)は、高梁市備中町出身の書家、川上景年(かわかみけいねん)を顕彰し、その作品を永く保存・公開するために、平成9(1997)年11月、開館しました。ここでは川上景年の約700点に及ぶ書作品と遺愛品の数々を収蔵しています。
川上景年は、明治36(1903)年備中町東油野に生まれました。18歳で上京、書の道に入り頭角を現し、昭和8(1933)年には大道書学院を開設、後進の指導にあたるとともに、中国、ベルギーとも交流、書道文化の紹介に努めました。平成11(1999)年には、第1号の備中町名誉町民(現・高梁市名誉市民)の称号を贈られました。平成15(2003)年、99歳で逝去するまで精力的に書道の発展に努めました。
景年記念館では、毎年展示替えを行い、膨大な収蔵作品の中から約20点の作品を公開し、その業績を紹介しています。
・住所 :高梁市備中町布賀3543-3
・開館時間 :10時00分~15時00分
・休館日 :月曜日、火曜日、水曜日(祝日の場合は翌日)
年末年始
・駐車場 :2台
・入館料 :大人300円、65歳以上200円、小中学生150円
☆令和6年8月1日~令和7年1月13日まで小学生以下入館無料☆
市内の小・中学生は学校休業日のみ無料
市内の65歳以上の方は無料(証明できるものを提示ください)
障害をお持ちの方は無料(本人と介護者1名。手帳を提示ください)
※景年記念館の周辺には「備中郷土館」もあります。詳しくは下記「関連リンク」からご覧ください。
関連リンク
川上景年略歴
大道書学院<外部リンク>・・・大道書学院は、昭和8年に川上景年先生が創設し、正統派書道を伝承することを目的としています。