当院の皮膚・排泄ケア認定看護師である丸橋看護師から皮膚保護についてご紹介します。
丸橋認定看護師が、7月に仙台市仙台国際センターで開催された日本創傷・オストミー失禁管理
学会にて「手荒れの認識とハンドケアの現状~WOCN介入による行動の変化」と題して研究発表
しました。
研究では、院内スタッフの手荒れ状況を一人一人確認してもらい、助言や賞賛も受けました。
〇認定看護師助言
冬に手荒れが気になる方、今がポイントの季節です。
一昨年、院内で調査したところ、夏場でも手が荒れていると回答したスタッフが約40%いました。
汗をかく夏に手荒れを感じる人はごく少数だと思っていたのですが、予想以上に多い結果でした。
冬はどうしても大気が乾燥し、皮膚も乾燥してくるため手荒れの症状を自覚しやすいようです。
しかし、一旦荒れてしまうと、回復するためには時間と努力が必要です。
冬の手荒れの季節に備えて、今からお手入れをしておきませんか?
ご自身の手を触ってみて、皮膚が硬いなと思う部分がある方、冬になるとあかぎれになる部分では
ないでしょうか。お気に入りの香りのついたハンドクリームをお風呂上りに塗って休んでください。
きっと冬には例年とは違う手になっていることでしょう。