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ごみ焼却処理施設

ページID:0059678 印刷用ページを表示する 掲載日:2025年3月3日更新

焼却施設外観

 ごみ焼却処理施設は、組合市町のごみステーションから収集された可燃ごみ、家庭や事業所から直接持ち込まれた可燃ごみを処理する施設です。

 現在のごみ焼却処理施設は、ストーカ方式を採用した焼却施設で、日量56トンの処理能力と、環境に配慮した設備を備えており、運転管理についても、コンピュータによる中央監視システム、自動運転による省力化など、経済的かつ合理的な施設となっています。

施設概要

ごみ焼却処理施設概要
施設名称 高梁地域事務組合クリーンセンター ごみ焼却処理施設
所在地 高梁市段町748番地
着工 平成8年6月
竣工 平成11年2月
総事業費

2,479,965千円(管理棟・車庫棟含む)

財源内訳 国庫補助金  349,050千円
地方債   1,962,900千円
一般財源   168,015千円
建築規模 敷地面積 7,357平方メートル
建築面積 1,235平方メートル
延床面積 1,953平方メートル 
処理能力 56t/日(28t/16h×2炉)
処理方式 准連続燃焼式
設備方式 受入供給設備 ピット&クレーン方式
燃焼設備 ストーカ炉
燃焼ガス冷却設備  水噴射方式
排ガス処理設備 乾式有害ガス除去設備+バグフィルタ方式
給水設備  井水+上水給水方式
排水処理設備  クローズドシステム(場内循環)
余熱利用設備 場内の給湯、暖房及び白煙防止用に利用
通風設備 平衡通風方式
灰出設備 灰バンカ方式(ダストはキレート+セメント固化処理)
運営管理 委託(民間業者:16名)
災害復旧工事費 610,546千円【平成30年7月豪雨災害復旧工事(平成30年7月~12月)】

 

ごみ焼却処理工程

ごみ焼却処理工程図 [その他のファイル/145KB]

 

■ごみの流れ

 家庭から集められたごみは、計量した後、ごみピットに投入します。ピット内のごみはクレーンでごみホッパに投入し、焼却炉に送ります。ごみは焼却炉で燃焼し、灰となります。

■燃焼ガスの流れ

 ごみが燃焼することで発生した排ガスを、ガス冷却室で冷却します。排ガス中の有害成分は消石灰で除去し、ダストはバグフィルタで捕集します。また、活性炭を噴霧して、ダイオキシン類を除去します。

■空気の流れ

 ごみピット内の臭気を含んだ空気は、ごみの燃焼用空気として送風機で吸い込み、炉内に吹き込みます。

■灰の流れ

 焼却炉から排出された焼却灰は、灰コンベヤで搬送し、灰バンカに一時貯留した後、灰搬出車により場外に運びます。また、バグフィルタで捕集したダストは、安定化処理を行った後、場外に搬出します。

 

設備写真

(1)受入供給設備 [その他のファイル/204KB]

(2)燃焼設備 [その他のファイル/41KB]

(3)排ガス処理設備 [その他のファイル/130KB]

(4)灰出し設備 [その他のファイル/201KB]

(5)電気計装設備 [その他のファイル/196KB]

 

処理量および処理経費

(単位:t、円)
区分 \ 年度 R1 R2 R3 R4 R5
​   年間処理量 11,970 11,604 11,451 10,944 10,491
    [内 高梁市]  9,373 9,098 8,916 8,425 8,000
    [内 吉備中央町] 2,597 2,506 2,535 2,519 2,491
   日処理量 45.9 47.7 44.9 42.7 43.3
   処理経費(t当り) 19,133 17,353 16,824 18,872 19,915

 

ごみ処理フローチャート

フローチャート [その他のファイル/87KB]